先代の父が、事業を興しました。当時の福井市は空襲や震災で焼け野原の状態で食べることが精一杯だったそうです。しばらくは農業で生計をたてていましたが、昭和30年代に入ると“住”へ展開が少しずつ始まり、山で木を伐採し、材木を市場へ提供していました。その後、昭和40年代に入り、製材所を設立しハウスメーカーの仕事を請け負いながら、当社の前身として、基盤をつくりました。
平成5年、父から引き継ぐにあたり『有限会社 山一建設』を設立しました。事業を拡大するため、製材所から公共事業への展開を視野に入れ、資格者の充実や建設機械の購入などの資本を投じてきました。とくに平成16年の“福井豪雨”では不眠不休で対応し、地元より大変感謝されました。“地域とともに歩む地元の企業”の役割を実感いたしました。
このような背景から、地域の絆を基本に社会的責任を果たすよう、地域社会の発展に貢献する企業として、邁進したいと思います。
また、最近は多様なニーズ、環境に配慮したプロセス、国際的な感覚など地域にいても、情報化時代の到来で、お客様の要求が多元化してきています。
当社はそうしたお客様、お一人おひとりがご満足いただけますよう人との“絆”を大切にして、業務に取り組んでまいりたいと存じます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 山崎 栄一